Archive 2011年6月

本日の出荷は420ケースでした。

愛知県田原市出身の女性プロクライマー、尾川智子さんの講演を聞く機会がありました。
命綱なしで壁や岩を登るボルダリング競技で活躍した後、現在は難易度の高い自然の岩場を征服することに活動を移しています。
岩場にかけた指の先だけで身体を支えたり、第一関節も入らないような溝に指を入れて、岩の下に逆さまに貼り付いてスパイダーマンのように這い進んで行ったりします。
難易度の高い岩場を征服するのには数ヶ月、あるいは数年もの期間を要するということでした。映像が季節の移り変わりを示していました。
その間、トライは全て失敗に終わります。
一手一手の記憶が身体に沁み込み、ある時それが一続きに繋がったとき、岩の上に立つことができるのです。
マイナー競技、と御自身もおっしゃっていましたが、日本人初、そして世界で数人しか成し遂げていない高難度の岩場を制した時も、その周りに、例えばサッカー・スタジアムのように大歓声があふれるというシーンはありませんでした。
おそらくはハンディーカムで撮ったらしい映像の中で、彼女とその挑戦を共にした数名のスタッフの喜びの声が響いているだけでした。

かつてマラソンの瀬古利彦選手ら名ランナーを育てた中村清監督は言いました。
「誰も見ることもないのに美しく咲く深い山中の山桜のような心で走れ」

青空を背景にした岩場の上で歓声を上げる女性に、そんな花を見たような気がしました。

本日の出荷数量は470ケースでした。
ここ数日、とても暑い日が続いています。

先ほど九州南部で梅雨明けしたと聞きました
統計開始以来2番目に早い梅雨明けだそうです
今年は夏が長くなりそうな・・・。

本日の出荷は478ケース

今年のトレンドカラーはホワイト!

看板商品アバランチェを主役に
今年は多彩な脇役陣が勢揃いした
定番のビビアン、スプレーウイットをはじめ、
人気のビジュードネージュやオートクチュール
更に、スイートオールド、コットンカップ、ドロミティと続き
今年はブルゴーニュ、アイスブレーカーが加わった。
10種類の充実した白バラのラインナップは
ローズマートのあらたな魅力としてトレンドをリードする。

白バラのご注文は是非ともローズマートへ!

本日の出荷は363ケースでした。

梅雨の晴れ間でいきなり暑いです。
本格的な夏の到来を予感させます。
今年の夏も暑そうです。
冷たい物が美味しくなりますね。
夏の味覚はなんでしょうか?
かき氷ですか?
冷やし中華ですか?
トウモロコシですか?
スイカですか?
ビールは一年中美味しいですね。
午後も頑張ります。

本日の出荷数量は367ケースでした。
ここ最近 降り続いた雨も午前中には上がり
久しぶりに太陽を見た気がします。
そして管理が難しい日が続いています・・・
  
早く梅雨明けしないかと、本当に思う
今日この頃です・・・。

本日の出荷は442ケース

今日は父の日

「うちのバカ息子が・・」とは、
その親だけが使うことを許された最愛の言葉である。
親父と息子は実に微妙で複雑な関係で成り立っている。

世代の中間に位置する私は、諸先輩方の発するこの言葉を
どれ程聞いたことか。
同様に息子世代から「あのクソ親父が・・」という言葉も
たくさん聞いてきた。
いつしか自然と親子が互いにその言葉を使わなくなった時
その息子が一人前になった証となる。

農業という職業は、親子が同じ仕事に就くことで、
技術の継承とともに世代交代の時が必ず訪れる。
親は、いつの日か自分を超えてくれることを願い、
子の成長の妨げにだけはならぬようにと心がける。
息子は、親の背中を追いながら、時には反面教師にして
それを超えようと向かっていく。
親が大きければ大きいほど子は背伸びをし、親はまたそれを見て
危なっかしいと心配する。
農家人口が減少の一途をたどる現在、実に素晴しいことだ

そんな父子をずっと見てきて思うのは、
親の想いも子の想いも、どちらも同じ根っこにあり、
同じ樹に花を咲かせようと頑張っていることである。

今日、父の日に後継者達が贈るのは、
息子のみ使うことを許された尊敬の言葉
「このクソ親父!!」だ。

本日の出荷は452ケースでした。

梅の実は今時分に実をつけるのだそうで、それで「梅雨」というのかと思って調べましたところ・・

ところで、なぜ「梅雨」と書いて「つゆ」と読むのでしょう。
 昔から中国では、この時期の長雨のことを「霉雨」と言ったそうです。「霉」は「黴」、つまりカビが生える(当地方ではカビが咲くという表現を使います)ほどの湿気をもたらす雨ということですね。しかし、これまたちょっと悪いイメージなので、同じ音の「梅」を使うようになったらしい。6月と言えば、ちょうど梅の実のなる頃です。梅の実がなる頃に降り続く長雨ということで、きれいに落ち着きましたね。

花にとってはカラッと晴れてほしいものですが、雨に濡れる梅を思いますと、この雨もまた一興のように思えないでもありません。

※何か所か変換が効かない文字があり読みづらくなっています。すみません。

本日の出荷は467ケース

火曜日としては少し多めの出荷量になりました。
父の日に花をもらってお父さんが喜ぶかかどうかは微妙ですが
まあ少しは動くだろうと期待はしています

本日の出荷は492ケース

沖縄地方が随分と早く梅雨明けした。
こちらはまだ梅雨が始まったばかりで先は長い。
この時期に多発するのが、最も厄介な病気である花のボト。
この病気の厄介なところは採花後数日たってから発症することである。
生産者段階で発症することはなく
花屋さんの手に渡ってから発症するため
非常に困った病気なのである。
ボト菌は、どこにでもいる浮遊菌である。
耐性の強弱はあるが、人の傷口から雑菌が入るのと同じように
花弁の傷ついた部分や弱い部分から侵入して分生、菌糸を伸ばし発症する。

冷蔵庫や輸送中の段ボール、花市場や仲卸の保管状態や
花屋さんのストッカーの湿度など、起因はどこにでも存在する。
梅雨時の日本列島はいつでもどこでも多湿状態であり、
条件が揃えばいつ発症してもおかしくないといえる。
花ボトを、すべて生産農家の責任にする事には大いに疑問がある。
花シミと花ボトはまったく質の違うものだ。

先駆の生産農家はボト対策に温室内の除湿に力を入れ、
一にも二にも除湿、除湿と、神経を尖らせている。
花市場や仲卸、花屋さんはどうだろう。
除湿が無理ならば、せめて管理はどうか。
着荷してからセリまでは10時間もある。
すぐにふたを開放し風通しを良くしたり、大型扇風機で空気を回したり
段ボールに風をあてるだけでも効果はある。
市場が扱うのは今から売る商品だ。
花屋さんでもできることはある。
10本の花の中で一枚の花びらにボトが見つかれば
すぐにその花びらを取ることで分生子や菌糸の増殖は
抑えられる。花びらを取らずに半日でも放置すれば
残りの9本にも分生胞子は移っていく。
密閉空間であるキーパー庫内は菌が蔓延しやすく
新鮮な空気を取り入れることが重要だ。
5℃の条件でもボト菌は活性する。
キーパーに入れっぱなしではなく、手入れすることで
かなり防ぐことができる。

もちろん、生産農家として責任逃れするつもりなど更々ない。
いままで以上に改善と努力は必要である。
花ボトは、業界すべてが取り組まないと
絶対に防げない病気であると断言する。
こういった当たり前の知識を講習会などを通じて
花屋さんに認識してもらうことも市場の仕事であると思う。
誤解を恐れずにもう一度言う
「ボト菌は、どこにでもいる浮遊菌である」
そしてそれは多くの花が集まる場所に、より多く集まっている。

本日の出荷は385ケースでした。

この半島には「あとよび」という風習があります。
結婚式の二次会のようなもので、地元のお付き合いなどまで出席者の範囲を広げたものと考えていただければ良いかと思います。
03番さんのあとよびにお招きを受け、昨夜当組合員も出席してまいりました。
宴会屋の通しの広間いっぱいの人でした。
03番さん、花嫁さん、とても良い表情をしておりました。
リクエストとは言え、あんなこともしちゃうんですね。
料理ともどもごちそうさまでした。

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