Archive 2011年1月

本日の出荷は376ケース
出荷量は今週も少ない状態が続く。

資料によれば2010年度も輸入バラは増加したが
今までと大きく変わった注目すべき点がある。
植物検疫でパスしないものは燻蒸処理をし国内に流通するが、
その燻蒸率がここ最近で大きく下がり、輸入バラの品質が一変した。
ケニアは3年前に84%もあった燻蒸率が
昨年は11%まで下がった。
インドも71%が13%まで燻蒸率は低下した。
輸入量は微増でも、実際の流通量はかなり増えたことになる。
燻蒸済みのバラを買わされていた消費者も、品質の向上により
輸入バラの消費は上向くと考えられる。

ケニアは外貨獲得の柱として切り花の輸出を拡大してきた。
欧州向けが中心ながら、今、最も注目しているのは当然日本市場だ。
日本政府はODA(政府開発援助)でケニアを支援している。
ある論説委員が次のようにコメントした
「花ビジネスで自立できれば、日本の貢献にも花が咲くだろう」

国際社会における日本の立場からすればODAは良いことだとは思う。
しかし、我々バラ農家からすれば、なんとも納得がいかない。
ODA使途は精査してヒモをつけるべきである。

本日の出荷は324ケースでした。

豊橋市で鳥インフルエンザの感染が報告されました。
飼育されている15万羽の鶏が殺処分されています。
行政の対応は、同市で09年に発生したウズラでの感染例で「経験があり、正確に動いている」と伝えられています。
職種は違いますが、同じく第一次産業に従事する者として、天候を含めた不確定な要因に翻弄されるその不安定さとモロさを感じずにはいられません。
当事者の方が「経験だった」とそう言える日が来ることを切に願います。

本日の出荷数量は347ケースでした。
渥美半島の冬らしい暖かな日差しが降り注ぐ
天気が続いています。
  
ただいま田原市は市議会選の真っ最中です
定数20にたいして候補者23という選挙がスタートしました
そういったわけで、ここのところ朝から
選挙カーが忙しなく走っています。
この候補者だれ?どこの人?
なんって事もありますが、
だれに投票しようか決めかねている
今日この頃です・・・。

本日の出荷は433ケース
晴天が続き気温も上昇、出荷量は回復傾向

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渥美半島では数百名の中国人女性が貴重な労働力として
農業に従事している。
私の近所でも菊農家や鉢花農家に20名近くが働いており
数名のグループで自転車をこぎながら
「オハヨウゴザイマース」、「コンニチワー」と、
いつも笑顔で挨拶して通り過ぎて行く。
日本の中学生よりも礼儀正しく、元気がいい。

彼女たちは研修制度により3年間のビザを取得し
外貨を稼いでいく。
昨年まで鉢物農家で働いていた女性は帰国したのち、
日本で貯めた200万円を元手にパン屋を起業し儲けている。
後輩として同じ鉢物農家で働く女性も、同様にパン屋を開くために
お金を貯めているそうだ。
美容サロンを開店した子もいる。
鉢物農家で働いてパンの技術はどこで覚えるの?と聞けば
味など関係なくパンを作れば売れ、金持ち相手に贅肉の付いた腹を
適当に揉めばエステも成り立つらしい。
工場勤務の平均月給2万円よりも数倍儲かるという。
日本円の200万は数千万の価値になり、開業資金として充分である、
彼女たちの口癖は「ショウバイ、ショウバイ」だそうだ。
以前は貧しさゆえに出稼ぎに来るのが理由だったが
最近は事業資金を稼ぐ目的で日本にくる人が増えている。

週末発表のGDP速報値で、42年間守り続けた世界第2位の経済大国である日本は
ついにその地位を中国に明け渡し、中国が世界第2位となった。
この巨大隣国とどう付き合っていくのか、
我々バラ農家にとっても重要な課題である。

自転車に乗って通り過ぎる彼女たちの笑顔は
私たち日本人が遠い昔に置いてきたものの様な気がしてならない。

本日の出荷は376ケースでした。

出荷量も少ないですが、日も少しずつ長くなってきていますので
また来週に向けてしっかりと花の手入れをしたいと思います。

本日の出荷数量は343ケースでした。
ここ数日の雪模様とはうって変って
とてもよい天気です。
   
ここ最近の寒さもあり
出荷量はちょっと減りそうな気がします。

本日の出荷は414ケース

寒い日が続いている。
今日は朝から雪の降る悪天候

最低気温が0度前後の日が多く
近年の渥美半島らしからぬ冬らしい1月といえる。
晴れる日は多いので作柄はまずまずの出来だが、日中の気温が例年より低く、
温室内温度が上がらないため採花数は少ない。

まあ、年中忙しいので暫く暇なのも良いか・・とも思うが
経営からすればやっぱりもう少し採れないと困る。

1月は例年より気温は高め、と発表した気象台の
顔を見てみたい

本日の出荷は387ケースでした。

正月も終って、いつもの生活が戻ってきました。
スイッチを仕事モードに入れなければなりません。
おおかたの新年会が終わるまでは、などとスイッチ・オンを先延ばしにしていてはいけません。
まだ初詣にも行っていませんが、それでもスイッチを入れなければいけません。
スイッチをオンにしなければという「考え」と、実際にスイッチをオンに「実践」することの間には大きな隔たりがあります。
・・・・・・
・・・・・・
スイッチはどこにありますか?

本日の出荷数量は335ケースでした。

ここ渥美半島では、ひとあし早く菜の花まつりが
今月の8日から開催されました。
1月29日からは、ライトアップもされるようです。
まだまだ体感温度は寒いのに
一面の菜の花を見ると春を感じさせられます。
3月31日まで開催されてるので
いちど行ってみてはいかがでしょうか!!

本日の出荷は421ケース

明日は成人の日

新成人は人口の1%を切る124万人と4年連続で過去最少を更新、
最も多かった1970年(現61歳)の246万人に比べてほぼ半数だという。
ブライダル需要に支えられる花業界には、なんとも心細い現実である。

最近の成人式は、親御席まで設けられ、親も一緒に豪華に着飾り
勢い込んで出席するらしい。
・・・・おいおい、成人だぞ・・。
その分のお金を花に回してよ、と思うのは
いつもの勝手な愚痴である。

ともあれ少数精鋭の124万人の皆様、おめでとうございます。
これからの日本をよろしくお願いします

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