Archive 2011年9月

本日の出荷は493ケースでした。

花の協賛を依頼されることがあります。
所属する各種団体や仕事上の付き合いの中でのことです。
協賛というのは、つまり無料で花を提供することです。
その頻度が多いのか少ないのかはよく分かりませんが、個人的に考えると、他人が売り物としているものを無料で受け取ることよりは、はるかにこちらから協賛する回数の方が多いと思います。
その昔、無料で集めた花をPRとし称して道行く人に配ったことがありますが、タダならみんな手を出して欲しがるが、要はその人がお金を出してでも買ってくれるかどうかが問題なのだと聞いてうなずく思いをしたことがありました。
原稿料が払われなくてうやむやなどんぶり勘定で済まされるならば文章は書かない、という作家の話を耳にしたことがありますが、それはケチというのではなく、その業界の慣れ合いの部分を見つめたプロとしての厳しいスタイルであるのだとも言えると思います。
この花の業界というのが生産者からの「協賛」に慣れ過ぎていはしないだろうか? と思うことがあります。

そんなことをぼんやりと思っていたら、先日入った飲み屋の大将に
「花を作っているだけじゃだめだ。どんどんアピールして情報を発信していかないと」
などと言われてしまいた。
それはまた以前にもどこかで言われ聞いたことのあるような話でもありましたが、またそれにもうなずくところがありました。

無料で誰かが花をPRしてくれることはありません。
ということでこの先も協賛は続いていくのだろうと思ったのでしたが、その取り組み方は少し工夫をして変えて行く必要があると思ったのでした。

本日の出荷数量は518ケースでした。
やっと秋らしい気候になってきたように
思います。
ちょっと天気が変わりやすく
予報も当てにならず
管理の難しい季節です。
こまめにチェックしてしっかりとした
管理を心掛けたいと思います。

本日の出荷は479ケース
出荷量は微減傾向

先週末で夜冷バラのシーズンが終了した。
それを待っていたかのように夜間温度が15.6度まで低下し
わずか5日で10度も夜間温度が下がった。
偶然にも昨年も9月23日に暖房を開始している。
以前と違い、簡単にスイッチひとつで暖房が
開始できる便利さはありがたいが、
冷房から暖房に猶予なしで切り替えるのは
3年連続のことだ。
通常なら数週間の猶予をもって暖房開始となるのだが
もはやバラの栽培歴に秋が消えてしまったようだ。
ここ1ヶ月の動力燃料費は3割以上増え、
良質な花生産のために削ることのできない燃料費は
経営者として頭の痛い問題である。

本日の出荷は446ケース

「自然と向き合う」
「農業」という職業の基本だ。
自然を味方にし、光をもらい、温度をもらって
植物を育て収入を得ている。
されど、自然を敵に回すこともまた「農業」という職業の
宿命である。

台風15号によるローズマート全施設の被害は
天窓損壊3棟、ガラス破損数十枚に及んだ。
かろうじて台風の進路の左側に入ったために
出荷物への影響がでない最小限の被害で
収まった。
もし右側だったらと考えただけで恐ろしくなる。

どんなに農業技術が進んでも、自然災害にだけは
この先もずっと向き合わなければならない現実が
我々が自ら選んだ職業「農業」である

本日の出荷数量は521ケースでした。
台風15号の影響か、今日は朝から雨が、
ザーッと降っては止むの繰り返しの日です。
この地域や、この前の12号で影響があった地域等
最悪のルートを通過する予報が出ています。
また台風対策をしなくては・・・。

本日の出荷は487ケースでした。

週末はぐずつく天気予報でしたが、真夏のような暑い天気が
続いています。
暑さ寒さも彼岸まで、と、いきたいところですが
沖には二つの台風があり、湿った熱い風がしばらく続きそうです。
最低気温は25度以上もあり、夜冷を打ち切ることが
できません。
ローズマートの高品質なバラをアピールするには
絶好の条件が揃ったようです。
今週の需要にも、しっかりと応えていきたいと思います。

本日の出荷は455ケースでした。

週末から祝日のからんだブライダ・ウィークの動きでたくさんの御注文をいただきました。
こんなに注文をいただけるなんて「モテキ」に入った気分です。
「恋が攻めてきた~!」みたいに注文に攻められています。
注文が嬉しいのは、もちろん販売単価が上昇するという点もありますが、作った花が必要とされていることを確認できる点にもあります。
あの夏場の連戦連敗のごとき非モテキを思えば・・・・・・。
バラのこのブライダル需要はラブコメではありません。
急なモテに浮足立たないように、しっかり出荷したいと思います。

※映画「モテキ」は9/23(金・祝)公開です。

本日の出荷は539ケースでした

物日需要でたくさんのご注文をいただき
ありがとうございました。
ほぼ完璧にカバーすることができました。
物日の時はいつも伝票間違いが多いので
あとはそれだけが心配です

本日の出荷は479ケース

採花するハサミの音がパチンと高い音に変わってきた。
樹が充実してきた証拠だ。
気温の低下とともに先週からは見違えるほど花弁数も増え
一回り花が大きくなった。
秋の立ち上がりの速さは、夜冷バラならではのもの、
我慢して夜冷を続けてきた甲斐があり、
日増しに品質は上向いていくはずだ。
今週と来週は物日需要に支えられ堅調な花相場が期待できる。

が、問題はそのあとだ。
株価が戻ってこなければ景気は冷えたままで
婚礼需要だけでは花市場の堅調も維持できない。
週末のNY市場が300ドル以上暴落し、
明日月曜日の東京市場は売り浴びて最安値になるかもしれない。
為替は対ユーロで10年ぶりの105円台と高騰し、流れてくるのは
日本にとっては悪いニュースばかりだ。
すみやかに3次補正を審議し財源を明確にするまったなしの
状況下であるにもかかわらず、政治家たちは
「服をこすった」、「言動が悪い」と、言葉尻をとらえ
小学生のような批判合戦に夢中で、挙句に経産大臣が辞任ときた。
くだらなさすぎる・・情けない。
なぜこの国の通貨が買われるのか、不思議でならない

本日の出荷は390ケースでした。

先日、三河市民オペラの公開オーディションが開催されました。
この団体では上演にあたってオーケストラや合唱団はアマチュアで編成するのですが、ソリスト(独唱者)はオーディションを行い、その選考には東京や大阪をはじめ日本各地からおよそ市民オペラの域を超える日本のトップレベルのプロやセミプロが役を取りに来ていました。
素人感覚も大切、というこで声をかけられ参考人ということで審査に顔を出させてもらったのですが、「バスとテノールはどちらの声が低いのですか?」などと●●丸出しの質問をしてしまい、審議の場を凍らせてしまいました(-_-;)
その道の一線で活躍されるとある審査員の方が言っていたのですが、もちろん声や容姿も大切なのですが一番大切なのは「目」なのだそうです。
他のものはそれでもある程度演出が効くのですが、目は化けることができないのだ、と。
これは歌舞伎でも同じことなのだそうです。
目が一番大切なのだそうです。
ではワタクシの目にはその「目」を見抜く力があるだろうか?
鏡を覗き見るまでもありませんでした。
話されている単語の意味さえ分かりかねる場面もありましたが、専門を突き詰める方たちの着眼やエネルギーにいたく感心した現場でありました。

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