本日の出荷は479ケース
採花するハサミの音がパチンと高い音に変わってきた。
樹が充実してきた証拠だ。
気温の低下とともに先週からは見違えるほど花弁数も増え
一回り花が大きくなった。
秋の立ち上がりの速さは、夜冷バラならではのもの、
我慢して夜冷を続けてきた甲斐があり、
日増しに品質は上向いていくはずだ。
今週と来週は物日需要に支えられ堅調な花相場が期待できる。
が、問題はそのあとだ。
株価が戻ってこなければ景気は冷えたままで
婚礼需要だけでは花市場の堅調も維持できない。
週末のNY市場が300ドル以上暴落し、
明日月曜日の東京市場は売り浴びて最安値になるかもしれない。
為替は対ユーロで10年ぶりの105円台と高騰し、流れてくるのは
日本にとっては悪いニュースばかりだ。
すみやかに3次補正を審議し財源を明確にするまったなしの
状況下であるにもかかわらず、政治家たちは
「服をこすった」、「言動が悪い」と、言葉尻をとらえ
小学生のような批判合戦に夢中で、挙句に経産大臣が辞任ときた。
くだらなさすぎる・・情けない。
なぜこの国の通貨が買われるのか、不思議でならない