本日の出荷は460ケース
2010年の世相を表す「今年の漢字」に選ばれたのは「暑」。
記録的な猛暑や、チリの落盤事故で暑さの中からの救出、
1万度の暑さに耐えて帰還した「はやぶさ」などを
理由に挙げた人が多かったという。
「猛暑の影響による野菜の高騰が今も続いている」というニュースの中で、
「異常気象が当たり前になる将来、農産物の分散化を進める必要がある」
と、東京大学名誉教授がコメントした。
ジャガイモや玉ねぎを例に挙げると、そのほとんどを北海道に依存しており
北海道が不作なら消費者に安定供給できなくなり高騰する。
各地で分散化して作ればリスクは少なくなる、という理屈だ。
部品工場を各地に建設すればいいというほど農業は簡単ではなく、
その土地にあった品種開発も必要だし、ましてや平均年齢66歳という
日本農業の現実では厳しい。
農産物を自由化して諸外国も産地の一つとして考え
TPP参加を進めるべきだ、というのが本音かもしれない。
バラの産地は九州から東北まで分散化している。
ひとつの産地が不作でも、野菜のように値段が3倍に跳ね上がることはない。
こちら側の希望として申せば、消費こそ分散化してもらいたい。
ブライダルやクリスマスだけ花が売れるのではなく、
一年中分散化して花を消費するような文化国にならないものかと・・。
今週は赤バラのぶっ飛びウイーク。
需要を賄うほどの大量な赤バラは国内にはありません!