本日の出荷は444ケース
暖かい日が続いているが、やや少なめの出荷量
「今年は季節外れの降雪や葡萄の病気が多くブドウの出来は良くなく
ワイン作りが難しかった。つまり、作り手によって味の差が出る年」
だそうだ。
ボージョレ・ヌーボーが出始めたので
さっそく1本買ってきた。
ワインの味などまったくわからないが、晩秋の風物詩なので
ヌーボーだけは毎年1本買って飲んでいる。
解禁日に成田にまで行って乾杯するほどのバカ騒ぎは
なくなったが、それでも毎年季節のニュースにはなる。
そこで必ず評論家のコメントが紹介され
「今年の出来は上出来!だとか、2005年より劣るとか
2003年より爽やかで、上品だ・・」なんていう宣伝文句が並ぶ。
ワイン評論家の舌と記憶力にはつくづく感心する。
何年バラを作っても、「今年のファンシーローラは
2006年より花の色が鮮やかだとか、2007年よりバランスがいい・・」
なんていうコメントなどできない。
まだまだ修行が足らない・・。
最近はパソコンという便利な道具があるので、過去のデータを
拾ってみた。昨年11月は秀80センチの等級が多い。
今年はそれに比べ同等品が、かなり少ないことがわかる。
猛暑の影響が少なからず残っているということだ。
バラ評論家風に表現すれば、
「今年の秋作はゴツい花が少なく、全体にやさしい仕上がり。
ワインと同じく、作り手(産地)によって味の差が出る年」である。