本日の出荷は558ケース。
世に溢れていること全てに興味を持ち、熟考し、理解を示し、答えを出し続けることは膨大なエネルギーを有するし、
酷だ。
それでも、せめて身近にあるもの –私にとってはバラ– に向けた探究心は忘れてはいけない。
もし、いつか突然私にもハッキリと目に見える自我がバラにうまれたとしたとしよう。
ある日、
『アンタ私のこと全然理解していないし、理解しようともしてないからイヤ!嫌い!』
とでも言われ蕾をキュッとされたら、正直、今の私はお手上げ状態で
浮気をした男性のごとく、ただただ平謝りしかできないだろう。
好き。
その言葉が本気なら本気な程、相手への興味は深まるし、その深さはある種のパロメーター的なものだろうか。
そしてやはり好きなら好かれたい。
先の読めない進化の過程の中、この”もしも”が現実となる日が来るかもしれない。
その時の僕は今と変わらずお手上げ状態だろうか。
いやいや。
僕は成熟したナイスガイファーマーになり
もし“もしも”が現実となった時、
もし大切な彼女達が不安に駆られたらこう言うんだ。
『そんなこと無いよ。わかっているだろう?』