本日の出荷は509ケースでした。
先週のことですが、昼食を取りながらTVで
NHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が流れていました。
こんな場面がありました。
奥の部屋で執筆中の夫(水木しげる)に、妻が食事の支度ができたことをふすま越しに伝えるのですが、返事がありません。
まだ不遇の時代の水木しげる氏は一心不乱に机に向かっていて、
妻の声が耳に入らなかったのです。
「あんなに一所懸命に仕事をする人を私は知りません。もう売れたって売れなくたって構わない」
と妻は涙ながらに言うのです。
「漫画家は黙って書き続けとりゃあいいんです」
と水木氏も言います。
ゲゲゲ夫妻の言葉は、なるほど仕事に対して一つの理想の姿であると思います。
母の日以降の激しい相場の落ち込みを見るにつけ、
それこそ
「ゲゲゲー」
という思いが胸の内に湧いて来ずにはいられません。
まだまだ仕事人としての理想は遥か遠くの高みにあります。