Archive 2012年1月

本日の出荷は402ケース

観察と経験に学べ、営農の道

いい「バラ」とは・・・
どれだけニーズが多様化しようが、「元気なバラ」であるというのは大前提です。
「花の力」というのはその生命力。花づくりのプロとして、生命力が溢れる花をつくること。
いい表情(かお)をしたバラをつくりたい。

本日の出荷は405ケース

◆庭に植えるバラの仕立が難しいので
教えてほしいと聞かれる事があります。
株元からベーサルシュートという太い芽が出たら
その芽は咲かせず摘心(ピンチ)をします。
そこからまた新しい芽が出てくるので
ピンチを繰り返し仕立てていきます。
芽を伸ばし放題にしたり
どの芽を伸ばし、どの芽を摘むかの判断を間違えると
株は先細りしてしまい良い株になりません。
強い芽を選び、手順さえ間違えなければ健全な株が出来ます。

◆太田代表が勇退され、その任を引き継ぎました。
そのカリスマ性と求心力には遠く及びませんが
創設来の基本理念とローズマートを愛する気持ちだけは
肩を並べることができます。
個性派集団ローズマートには内外から次々と新しい芽が
吹いてきます。わき芽もあります。
どの芽を伸ばし、どの芽を摘むかを見極め
健全な株に仕立てられるよう基礎を固めていきます。
新設の渡辺副代表とともに、長いトンネルを耐え
次世代へ繋ぐことが最大の任であると心得て
頑張っていきます。
よろしくお願いいたします。
     
       ローズマート出荷組合 代表 石川高成

あけましておめでとうございます

513ケースの初市出荷で
2012年がスタートしました。

昨年は格別のお引き立てを賜りありがとうございました。
組合は僅かながら成績を伸ばすことができました。
ひとえに関係皆様の御協力の賜物と感謝しております。
2012年はローズマートとして第4期めとなります。
十二支の中で唯一実在しない動物「辰」。
未来や理想を追うべき年と云われがちですが
私は逆に、「しっかりと現実を見ろ」と戒める干支のような
気がします。
バラの流通量は減少し、景気鈍化に燃料費高、資材費高、輸入花の圧迫。
我々を取巻く環境は四、五重苦が数年来続いており厳しさを増すばかりです。
生産淘汰が現実に始まる一年が訪れたようにも思います。
しっかりとした方針と目標をもつ産地でなければなりません。
昨年までの過去3期は、ローズマートの方向と施策を
検証する三年間でした。
その結果をもとに、
今期は更にそれを正しいと確定すべく一年になると思います。
組合員全員が同じ目標を持ち、真っ直ぐな道さえ進めば
必ず道は拓けていくものと思います。

本年も尚一層のお引き立てをお願いするとともに
多くのご指導ご鞭撻を頂けます様、よろしくお願い申し上げます。

                   ローズマート組合員一同

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