本日の出荷は548ケース
2か月ほど前に豊橋市で、
「スパルティナ・アルテルニフロラ」という北米原産の
イネ科の雑草が群生しているのが国内初で発見された。
数年で領土を4~5倍に拡大していき
「もっとも侵略的な外来種」とされている。
昨日、同じ群生が愛知県の西部でも発見された。
船積の荷物に混入してきた可能性が高いと考えられ
行政がおおわらわで駆除にあたっている。
バラの害虫で最も厄介なミカンキイロアザミウマも
日本にはいなかった外来種で
有効とされる薬も効かず、今後も対策に苦慮する害虫だ。
植物にしろ害虫にしろ日本への侵入は気流に乗った自然現象ではなく
人為的な導入であることは間違いない。
植物検疫で防ぐことは不可能で
今後も外来種害虫の侵入は増加していくことが懸念される。
なんでもかんでもグローバルでは困る。
薬剤散布をほとんどせずに栽培できた遠い昔の
バラづくりが、最近、妙に懐かしく想う。